ActionScript3.0について思うこと(1)

デザイナーにとってのActionScript3.0
処理速度10倍の恩恵を受けられるのか?

プログラマー的な視点から見ると、イレギュラーだった文法が整え
られたり、ちゃんとエラーがでるのでデバッグしやすくなったり
あとXMLが扱いやすくなったり等。嬉しいことはたくさんある。

デザイナー的な視点から見ると、嬉しいことなど何もない…気がする。
中には「実行速度が10倍以上」という事で、派手な演出が気持ちよく
動くからデザイナーにとっても素敵なことなのでは?
と思われるかもしれない。

確かにActionScript3.0ではスクリプトの処理速度が10倍以上になって
いると思う。しかし、これまで演出系Flashのネックになっていたのは、
スクリプトの処理速度の遅さではない。ディスプレイの画面を毎回描画して
動いているように見せている処理(redraw処理)の方だ。

そして、このredraw処理を担っているのはActionScript3.0ではなく、
ブラウザやOS、グラフィックボードといったレベルになってしまう。
だから高性能なグラフィックボードを搭載したPCではFlashコンテンツが
軽快に動く。そうじゃないPCではActionScript3.0だろうとActionScript2.0
だろうと描画に関しては、ほとんど差は出ないとおもう。

以前にFlashPlayerのバージョンが上がったときも「7倍速い」と
アナウンスされたことがあったと思う。しかし、それを体感できた人は
いたのだろうか?たぶんいないと思う。

もちろん、マクロメディア(当時)がウソをついているわけではない。
確かに内部的には7倍速いのだと思う。ただ、
やはりネックはredraw処理なので多くの演出系のサイトでは差は体感
できなかったはず。

でもActionScript3.0デビューセミナーでマルコム氏のデモを見たよ、とか
ActionScript3.0で3Dのフラットシェーディングさせているデモ見たけど
さくさく動いていたよ。と言われるかもしれない。
しかし、それらのコンテンツはスクリプト内部での計算処理が非常に
沢山あるコンテンツで(つまり描画負荷よりも計算負荷が高い)、
ActionScript2.0と3.0ではあからさまに差が出るだけにすぎない。

だからバリバリの数学的処理を使うような演出は、かなりイイ感じに
できると思うけど…。なかなか演出のセンスと数学のセンスは1つの
頭に同居しにくい。

逆に言うと、ActionScriptのバージョンにかかわらず描画負荷をかけない、
素材の作り方のノウハウがあれば、自分の思う演出を軽快に動かすことは
できると思う。そして、そのノウハウは基礎講座の中ですこし話していた
りもします。ん、最後は宣伝っぽくなった。

なんだか少しネガティブな記事になってしまいましたが
次期Flash9の目玉はActionScript3.0だけではないと思うので
デザイナーにとっても嬉しいことがたくさんあるような気がする。

長くなりそうなので、
つづく。

Prismgirl

下記の番組では、僕の他に3人の方との参加になったのだけれど。その中に
高校生でこのサイトを作成して一躍有名になった。Prismgirlさんもいた。
Flashに初めて触れたのは中2とのこと…。すごい時代です…。

にしても、僕の作品は5年前のアニメだし。Prismgirlさんのはアニメでは
ないし。あちこち手を尽くして集められた感じ…。番組を作るのは大変なのだな
と思った次第です。

スタジオ収録


26日にBSiのインタビューがあったけれど、結局インタビューはカット。
で、代わりにスタジオ収録になった。
撮影終了後に記念撮影の時間があるとのことで、記念に取ってみた。
デジカメなんて持って行かなかったので携帯カメラ。ブレまくり。
一番右が夏川純さん左から二番目が辺見エミリさん。エミリさんの両脇が
お笑いコンビのアメリカザリガニさん。

福利厚生のいろいろ

先日、営業で制作会社を訪れ社員研修の件で社長さんと
お話しさせていただいた。やはり、優秀な人材の確保は大変とのこと。
従業員の方が優秀じゃないということではなくて、増えてきている
仕事量や、Flashコンテンツの増加に対応するために色々と苦慮しているとの事。

最初は4月に入った新人の研修をお願いしたいとの依頼だったのだけれど、
デザイナーの方もFlashに興味があって覚えたいとのことで、追加で依頼を受けた。

こういう向学心の溢れる方は素敵だ。自分で言うのも何だが、僕は努力家だ。
でも努力し続けることはとても忍耐が必要で、時にとても疲弊してしまう。
しかし、同じように努力している方の姿を見ると、僕もまた頑張れる。
こういう仕事をしていけるのは僕にとって、とても幸せなことです。

すこし話が逸れたので、話を戻します。

タイトルの「福利厚生」とは打合せで、一番印象に残った言葉。
従業員に対する福利厚生の一環として、デザインドリルの講座を採用してくださった。
「研修」という言葉は、時として「面倒臭い」「疲れる」といったマイナスなイメージ
を持たれる場合があるのだけれど。
それを「福利厚生」というプラスイメージのあるサービスとして受け取って
もらえたのは、僕の中で、とても嬉しい出来事でした。

BSiの取材


デザインドリルとは関係なく、僕の個人のサイトの件で
BSiの番組クルーの方がいらっしゃった。
なんでも、番組内で“第一回Flashムービー大賞”というのをやるので
それがらみらしいです。10月14日に放送されるそうです。

いろいろ大人の事情があって大変そうでした。
そういえば、同じ大人の事情でデジスタにも出たことがあったっけ。

生徒用PCの設置完了


生徒用のPCが届いたので設置しました。最初はノートPCを購入しようと
思ったのだけれど、画面は可能な限り広い方がよいので、結局デスクトップ型を購入しました。
早速FlashBasicをインストールして、操作具合を確認。
これまでの作業環境が24inch+20inchのダブルモニタだったので、いきなり1280x1024になってビックリ。でも、いろいろ操作しているうちに慣れてきた。
というか、狭い画面でも使いやすいような仕組みになっていることに気がついた。
ダブルモニタのときはすべてのパネルを展開していたので気がつかなかったよ。

次の講座リリースは「サムネイル&ディテール」

すでに入門講座ABと基礎講座ABの授業準備は整っているので、
次はトップページでも一番上に紹介している「サムネイル&ディテール」
教材準備に入ります。

基礎講座Bに続けて「ActionScript2.0」を履修できるようにしようかとも
考えたのですが「サムネイル&ディテール」のような完結したコンテンツの
作成経験を積んだ後にActionScript2.0を学んだ方が、ActionScript2.0の
有用性を実感できると思うので。

「ActionScript2.0」の講座ではコンテンツ内で頻繁に利用するソースを
外部asファイルに書いて、効率的にコンテンツを制作するということを
メインに学ぶような講座になる予定です。

物体の堅さを表現した2次元形状の操作手法


物体の堅さを表現した2次元形状の操作手法
※昨年シーグラフで受賞された東大の五十嵐先生のページです
 デモムービーを見ることができます。

直接はFlashともデザインとも関係ないのだけれど
アニメーション制作の新しい可能性として紹介。
Flashもver20.0位になると、こんな風にアニメを作れたり
するようになるのかなぁ。

他にも興味深い研究があるので、トップページからどうぞ