恭賀新年

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

お正月の深夜、テレビをつけたら「朝まで生テレビ」で
就労問題や金融問題を取り上げていました。

TVでは派遣といっても2004年に解禁された製造業派遣の
問題がメインで、web業界には当てはまらないけれど
対岸の火事といってられない部分もあると思います。
なので、どうしたら生き残れるかを僕なりに考えてみたいと思います。

●まずは大枠(政治経済)の話から
TVではこの世界恐慌の原因が、アメリカの行き過ぎた
市場原理型資本主義にあると説明され、
日本もそれに流される形で産業資本主義から
市場原理型資本主義に塗り替えられ、株主を優先せざるを得ず、
労働者を大切にできなくなったみたいな話がありました。

TVでは日本は昔のような産業資本主義にもどるべきだ
という意見がありましたが、利益を上げて株価を維持しないと
簡単に(LBOや三角合併などで?)買収されてしまうように
外圧?でされてしまったので、産業資本主義に戻るのは無理だと
思います。なので、労働者よりも株主を大切にする状況は
変わらないでしょう。
※株価を上げる要素は色々あるけれど、利益を上げるのが
 一番安易。そして利益を上げるためには経費を下げるのが安直。
 そして今、一番経費を削減しやすいのが人件費。

あと政治家の方の討論を聞いていて感じたのは、
派遣労働者にタイするセーフティーネットとちょっとした派遣法の改正は
すぐに実現される気がするけれど、貧困の格差を埋めるような
有効的な政策は実施されそうもないということ。

消費税の導入以来?の流れにのって「お金持ちの人が得する社会」
が進んでいき、格差は広がり続けると思う。
※セーフティーネットは直接的で国民にも分かりやすいけれど
 貧困の格差をうめる政策は国民に分かりにくいから、選挙的にも
 美味しくない気がするので重視されないと思う。

ということで、労働者のお給料は平均して、ちょっとずつ
少なくなっていくと思う。そしてセーフティーネットはありつつも
多くの労働力は使い捨てのままだと思う。
※統計で個人所得の平均は上がることがあると思うけれど、
 それは資本家の所得が全体を引き上げるから。

そんな逆流の中、どう生きていけばよいのだろう…。
→今後も社会に期待はできないので自己防衛が重要。

●WEB業界の状況は?
WEB業界では製造業のように「クビ切り→次の職が決まらない→ホームレス」的な
危険性はあるのか?

・派遣?正社員?
TVでは派遣と正社員では同じ仕事でも格差があり、
正社員になれば安心だ的な話がありました。
僕はWEB業界でも正社員になるべきと考えていたのですが、
たくさんの生徒さんと話していく中で、そうでもないかも..と
思えてきました。

通常は正社員であれば雇用が保障され安定するのですが
WEBの制作会社は十数人規模の小さなところが多いので会社自体が
自身の定年まで存在しているのか分からず、
正社員でも必ずしも安定とは言えないケースがあります。

代理店業を行うWEBの会社は規模が100人を超えているところも
あるので、安定の度合いは強そうですが、労働組合ができる規模では
ない(また歴史的に弱い)ので、正社員でも収益を上げられない
(上げられなくなった)人は容易に解雇されてしまいそうです。

そして製造業との大きな違いは、正社員だと残業代がでないが、
派遣だとちゃんと残業代が出るので、サービス残業だらけの正社員より
派遣のほうが給料がよい場合もあるというケースもあるということです。

なので、WEB業界では必ずしも正社員のほうが恵まれているとは
言えなさそうです。

・35才定年説?
SE業界の派遣では昔から35才定年説というのがありました。
これが正しいとすると問題としてそろそろニュースになっても
良さそうですが、(僕は)そのようなニュースを聞いたことがありません。

だからWEB業界も意外と4,50才まで働けるのでは?
現に30代の派遣の人も多いし。と考えることもできそうです。が…

SEやプログラマーになるためのハードルと、WEBデザイナー、コーダー
になるハードルはどちらが低いかというとWEBデザイナー、コーダーだと
思います。さらにWEBデザイナー、コーダーのほうが人気があります。

とすると、WEB業界に労働力はあつまりやすく、結果として一人当たりの
価値は下がります。
※出版不況とかでDTPの方がWEBに流れ込んできていますが、昨今TV業界
 も不況になっているので、そこからもWEBに人が流れて来そうな気配です。

さらにSE業界以上に技術の移り変わりが激しいです。なので長年の経験よりも
新しいことをすぐに吸収できる力が大切になります。
つまり、SE業界よりも若い人が重用されます。

なので、SE業界以上に年を取れば取るほど仕事を得ることは
難しくなると思います。

・ついでにFlashは?
不景気だと企業の広告費が削られるので、一番予算のかかる
スペシャルサイトは少なくなると思う。でも、それ以外は
あまり影響ないと思う。
※このブログでも何回か書いているのだけど、スペシャルサイトは
 面白いけれど、それをみて商品を購入しようという気にはなれない
 物が多い気がする。中にはコンテンツが面白すぎて何の商品かも
 よく分からなかったり…。
 今年はFlashに限らず、効果測定の結果がハッキリと出るような
 仕組みが芽を出しそう?

●じゃぁ、どうすればよいのだろう…。
一番必要なのは5年、10年を見越したキャリアパス(どう成長していくか
という道筋)をしっかりと持つ事だと思います。

普通の職種であれば、センスや技術を磨くという道もあると思うのですが
移り変わりの激しい業界ですから、4,50才になっても若い頃と同じように
さえた頭脳を維持できる自身がある人以外はセンスと技術だけというのは
危険だと思います。

なので、大切なのは会社できちんと出世する事だと思います。
※逆に言うと才能やセンスのある人も立ち回り方によっては生き残れないと
 思います。

…………。なんだか勢いに任せてダラダラ書いてしまいましたが、
眠くなったので続きは後で書きたいと思います。

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